静岡の聖地「久能山東照宮」で雅楽を奉納しました|令和6年新春奉納演奏①
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令和6年1月27日(土) 静岡県静岡市「久能山東照宮」様にて、毎年恒例の新春奉納演奏を行いました。
久能山東照宮は徳川家康公をお祀りする最初の神社で、今も家康公が眠る聖地です。壮麗な建築や彫刻群は当時の技術と芸術が凝縮され、今回は国宝の「御社殿」と重要文化財の「神楽殿」両殿で、雅楽の奉納演奏しました。
千里では皆さんのモチベーション向上を目的に、練習成果発表の場として、年間3回ほど演奏発表会を企画開催しています。(練習だけでは張り合いもなく面白くないですからね)
今回の奉納演奏には「湘南教室」「静岡葵教室」「浜松教室」「愛知豊橋教室」各教室から、雅楽歴15年のベテランさんを筆頭に、雅楽を始めてまだ半年ほどといった、幅広い年齢層の男女が集まり、総勢14名での奉納演奏を行いました。
国宝「御社殿」での雅楽奉納演奏
<奉納曲>
- 平調 越殿楽(ひょうぢょう えてんらく)
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神主様に国宝のご本殿に案内され正式参拝後、家康公が眠る神聖な御社殿ということで、白衣と袴という清浄な出で立ちで、真心を込めて「越殿楽(えてんらく)」を奉納しました。
重要文化財「神楽殿」での雅楽奉納演奏
御社殿での奉納演奏後は重要文化財の「神楽殿」で、13時と14時の2回、雅楽古典曲2曲と祭祀舞「浦安の舞」を奉納演奏させていただきました。
- 平調 越殿楽(ひょうぢょう えてんらく)
- 平調 五常楽急(ひょうぢょう ごしょうらくのきゅう)
- 祭祀舞 浦安の舞(さいしまい うらやすのまい)
久能山東照宮にはさまざまな国からの観光客が訪れており、この日も国内外からの多くの観光客で賑わっていて、いろんな言語も飛び交っていましたが、雅楽の演奏が始まると多くの方が足を止めて聴き入ってくださいました。
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千里の演奏発表会では「狩衣(かりぎぬ)」「袿(うちぎ)」という雅楽が一番盛んだった平安時代の貴族の衣装を着て演奏します。衣裳を着ることで「非日常」を楽しめ、モチベーションも上がります。何より見た目が美しいですね!
演奏発表会では衣装を有償レンタル出来ますが、自分の好きな色や柄の狩衣装束を購入される方も少なくありません(狩衣装束の販売についてはこちらのページ 雅楽二重奏菊理のページに移動します)
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千里の演奏発表会は自由参加です。メンバーは仕事や家庭を持つ普通の社会人や学生といった、時間に制約のある方ばかりですので、参加を強制したりはしません。
それでも毎回多くの方が参加され、今年も和やかに演奏発表ができました。発表会はいつも明るく温かい雰囲気にあふれており、発表会の時しか会えない仲間に会えるのも楽しみの一つ。和気あいあいの雰囲気が千里の自慢でもあります。
千里の雅楽ワークショップは
「気楽に楽しむ大人の趣味」をモットーとしています
・難しい曲を、訳も分らず闇雲な練習をしません
・難解で長大な楽曲の暗記、暗譜の強要をしません
・ワークショップや行事に毎回の参加強制をしません
雅楽のファンが一人ずつでも増えてもらえたら、との思いでワークショップを開いています
楽器をやったことがなくても楽譜が読めなくても大丈夫!
めずらしい楽器を体験したり
演奏を見たり
カルチャー講座を聴いたりして
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千里の雅楽ワークショップは、初心者、未経験者大歓迎!
以前、雅楽にチャレンジしてはみたけど、
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