「篳篥(ひちりき)」ってどんな楽器?|雅楽の楽器解説/篳篥編①
「雅楽、習ってみようかな」と興味を持った時、
●雅楽の楽器ってどんなものがあるの?
●自分にはどんな楽器が向いているのかな
●どれが難しい?」
そんなご質問をよく頂きます。
そこで今回の記事では雅楽の楽器「篳篥(ひちりき)」はどんな楽器か、なるべく分かりやすく解説していきますね。
神奈川、京都、静岡、愛知で雅楽を習いたい、始めたい方はぜひ雅楽ワークショップ千里へ!
千里の雅楽ワークショップ会場
●湘南会場(神奈川藤沢市)
●静岡葵会場(静岡県静岡市葵区)
●愛知豊橋会場(愛知県豊橋市)
そして令和6年4月より新規開講!(詳細はこちら )
●京都会場(京都市東山区)
▷千里の雅楽ワークショップの会場や開催日については こちら をご覧ください。
そもそも『篳篥』ってどんな楽器?
篳篥は18cmほどの筒に表面に7つ、裏側に2つ指穴があります。その筒に「舌(した):正式名称は蘆舌(ろぜつ)」というリードを差し込んで音を出します。押さえる指穴を変えることで音が変わります。

篳篥は音域が狭く男性が出せる声の幅(1オクターブ少し)ほどですが、力強く雄大な音色が特徴で合奏では主旋律を担当します。遥か昔1400年以上前にシルクロードを渡って西域から伝わった古い楽器です。

どんな音? どうやって演奏するのかな?

じゃあ下の映像を見てみよう!右側の男性の楽器が、03分16秒のところで「笙」から「篳篥」に持ち替えるよ。

篳篥の音色、分かったかな?
篳篥は難しい?

篳篥にチャレンジしてみたけど「音が出せずにあきらめた」という方は少なくありません。
でも大丈夫!千里の雅楽ワークショップでは「とっても簡単!初心者向け篳篥」をご用意しています。初めて篳篥にさわるお子さんでも、上手に音を鳴らすことが出来ます。

「本当に?」
千里の「簡単!初心者向け篳篥」を使えば小さなお子さんも音を出すことが出来ました。
ぜひ千里の雅楽ワークショップで篳篥を体験してみてください。初参加時には、この「初心者向け篳篥」を無料で体験できますよ(参加費はお願いしますね)。
篳篥スタートセットってどんなもの?

「篳篥を始めてみようかな」
そんなあなたのために、ワークショップ会場ではすぐに始められる『篳篥スタートセット』をご用意しています。
樹脂製の篳篥は軽く、水洗い可能ですので衛生的です。
購入前には、雅楽ワークショップで実際にふれて、楽器の説明を聞いて、体験してみて下さいね。
千里のワークショップでスタートセットを購入された方には、保管方法や日頃のメンテナンス、調子が悪くなった時の楽器診断までアフターフォローいたします。
▷千里の雅楽ワークショップの会場や開催日については こちら をご覧ください。
千里の雅楽ワークショップは
雅楽初心者向けではない難しい曲を、訳も分らず練習したり、
難解で長大な雅楽の楽曲の楽譜、譜面の暗記、暗譜を強要したり、
毎回参加しなければならない、
なんてことはありません。
趣味の1つとして、大人の習い事として、雅楽を楽しんで頂き
雅楽のファンが一人ずつでも増えてもらえたら、との思いで開催しています。
楽器をやったことがなくても楽譜が読めなくても大丈夫!
めずらしい楽器を体験したり
演奏を見たり
カルチャー講座を聴いて楽しみましょう!