笙、篳篥、龍笛で合奏を楽しもう！｜雅楽ワークショップ浜松会場2023年３月19日（第98回）

千里の雅楽ワークショップは現在、湘南会場（神奈川県藤沢市）静岡葵会場（静岡県静岡市）豊橋会場（愛知県豊橋市）、そして今回ご紹介する浜松会場（静岡県浜松市）の全４会場で開催しています。

千里はワークショップの生徒さんの練習成果発表の場として、年に２～３回ほど演奏会や発表会を行っています。
毎年４月初頭には「静岡まつり大演舞場」（静岡市駿府城公園内特設舞台）に出場しており、今回は本番を想定した所作や動作、合奏練習を中心にリハーサルを兼ねて行いました。

雅楽は現代人には、とても馴染みの薄い音楽ですので「雅楽やってみたい」という方から、こんなご質問をよくいただきます。
　　雅楽にはどんな楽器があるんですか？
　　どの楽器が自分に向いているか分かりません
　　どの楽器が１番簡単ですか？

千里の雅楽ワークショップでは、雅楽の基本的な三種類の楽器（息で音を出す吹奏楽器）「笙（しょう）」「篳篥（ひちりき）」「龍笛（りゅうてき）」を、初回参加時に三種類の楽器全てを体験していただきます。実際にさわって吹いて、音を出してみなければ、どの楽器が自分に合うのか、自分はどの楽器が好きなのか、分かりませんからね。

しかし体験とは言っても、短い時間でのお試しでは「どれが合うのか、好きなのか分からなくて迷ってしまう」という方も少なくありません。
そんな時、千里では「龍笛と篳篥の両方をやってみる？」とアドバイスする時もあります。
実は雅楽には古来より「他管に手を出すべからず（楽器を１つ選んだら他の楽器をやってはいけない）」という慣習があるのですが、千里は『興味があれば複数の楽器を選んでもOK』という考えを持っています。

その日の気分や都合によって「今日は龍笛を吹こう」とか「ちょっと篳篥で気分転換しよう」というのもOK！あなたの好きなスタイルで雅楽を楽しんでください。

ワークショップでは楽器の購入相談も承っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

千里の雅楽ワークショップに参加される方は、皆さんがお仕事や家庭などをお持ちの社会人であったり、学校に通っている学生さんです。
それぞれにご事情がお有りになると思いますので、遅刻や早退など、気にせず、ご都合の良い時間にお越しくだされば大丈夫。欠席される際も、連絡不要です。

大人の習い事として、自慢できる高尚な趣味として、軽い気持ちで、ちょっと雅楽してみませんか。

楽器をやったことがなくても楽譜が読めなくても大丈夫！
めずらしい楽器を体験したり、
演奏を見たり、
カルチャー講座を聴いたりして、
貴方なりの雅楽の楽しみ方を見つけてみませんか

千里の雅楽ワークショップは、超初心者、未経験者大歓迎！