カルチャー講座が大好評!「雅楽のジャンル“管絃”の解説」|雅楽ワークショップ愛知県豊橋会場2023年3月26日(第290回)

千里の雅楽ワークショップは神奈川県1会場、静岡県2会場、愛知県1会場の、全4会場で好評開催中(2023/4/1時点)。
中でも静岡葵会場(静岡県静岡市)と豊橋会場(愛知県豊橋市)では「雅楽の歴史」「雅楽の楽曲解説」「雅楽とは?」など、雅楽に関するカルチャープログラム講座が大人気!

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第290回目のカルチャー講座は『雅楽のジャンル管絃』について解説      於:愛知県豊橋市前芝校区市民館

豊橋会場でのワークショップ第290回目のカルチャー講座は、雅楽のジャンルの1つ「管絃(かんげん)」を解説しました。

雅楽は大まかに分けて4つのジャンルに分かれます。
管絃(かんげん)
舞楽(ぶがく)
国風歌舞(くにぶりのうたまい)
歌物(うたもの)

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雅楽の主旋律を奏でる「篳篥(ひちりき)」の解説   於:愛知県豊橋市前芝校区市民館


管絃演奏で使う楽器を「三管三鼓両絃(さんかんさんこりょうげん)」と言い

三管(吹奏楽器):笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)
三鼓(打楽器):鞨鼓(かっこ)、楽太鼓(がくだいこ)、鉦鼓(しょうこ)
両絃(絃楽器):楽琵琶(がくびわ)、楽筝(がくそう)

で構成されます。

プロジェクターでそれぞれの楽器や演奏時の配置(フォーメーション)など、多くの写真資料を投影し、ご覧いただきながら解説しました。

雅楽で使う琵琶は「楽琵琶(がくびわ)」といいます  於:愛知県豊橋市前芝校区市民館

ちょうどこの写真に映っている楽琵琶も歴史は古く、遥か古代にペルシャ(現代のイラン)からシルクロードを渡って日本に伝来した楽器で、現在の平家琵琶や薩摩琵琶、筑前琵琶などのルーツにあたります。

この回(3/26)の二日後である3月28日は「シルクロードの日」ということで、タイムリーな話題となりました。

日本の伝統音楽「雅楽」は1400年以上の歴史があります。
雅楽の楽器や楽曲の解説は、日本の歴史や世界史、古典文学の話につながっていきます。

次回以降の雅楽ワークショップ豊橋会場では「そもそも雅楽はいつから日本にあるの?」といった、雅楽の歴史などについて解説していきます。
ワークショップは楽器をやらなくても、カルチャー講座のみの受講も可能です。歴史好きな方、古典文学に興味のある方も大歓迎。どうぞお気軽にご参加ください。

雅楽ワークショップ豊橋会場

・開催日時:毎月最終日曜日(変更の可能性あり)14時~15時30分
・開催場所:前芝校区市民館(愛知県豊橋市前芝町塩見5−1)
・参加費 :1,000円/1回あたり(年度内分一括前納・途中参加可。詳しくはお問い合わせください)
・後援  :豊橋市

千里の雅楽ワークショップに参加される方は、皆さんがお仕事や家庭などをお持ちの社会人であったり、学校に通っている学生さんです。
それぞれにご事情がお有りになると思いますので、遅刻や早退など、気にせず、ご都合の良い時間にお越しくだされば大丈夫。欠席される際も、連絡不要です。

大人の習い事として、自慢できる高尚な趣味として、軽い気持ちで、ちょっと雅楽してみませんか。

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